いつの間にか日本でもStreet Viewがサービス開始されてた。どうも8月5日くらいから始まってたようで、すでにあちこちのブログやウェブ記事に情報が載っている。
というわけでさっそくGoogle Mapsのページに行って使ってみたけど(Street ViewはGoogle Mapsの一部として公開されている)、画像があまりに細密なのに改めて驚いた。下は子供の頃住んでたマンションのStreet View。25年ぶりくらいで見た。なつかし~。
アメリカの、それも一部の大都市だけでサービスされていたときにもちょっと見てみたことがあったけど、そのときはしょせん見知らぬ土地のことなので、いくら画像が細密でもまぁそんなものかと思ったくらいだった。ところが、実際に日本でサービスが開始されて、都心でも何でもない郊外にある自宅なんかも鮮明に写っているのを見るとさすがに驚嘆する。ほとんど道端に立って見ているのと変わらないくらいなので、こんなに写っちゃっていいの?と思うくらいだ。実際、プライバシーがどうとかという問題で多少物議を醸しているらしい。
画像は、360度四方八方撮れる特殊なカメラを車の上に載せ、街中を走り回って撮影しているようだ。
このサイトの記事には、
Immersive Media製という妙な形のカメラが写真つきで紹介されている。このほかサンフランシスコあたりは、Googleが自前で車を走らせてさらに高精細な画像を撮影してるとのこと。
これまでのGoogle Mapsと同様、Street Viewも、Googleのサイト上で目的の場所をStreet Viewで見た後、結果画面をボタン一発でHTMLコードまたはhttpリンクの形式で取得できるようになっているので、これをブログやメールに貼り付けて利用できる。
APIも公開されている。基本的には、Street Viewを表示したい場所を指定して
GStreetviewPanoramaオブジェクトを生成するだけ。GStreetviewPanoramaオブジェクトはFlash Street View Panoramaビューアオブジェクトをホストしている(つまり表示にはFlash Playerが必要)。
ちなみに上の画像もHTMLを貼り付ければ一発だけど、コードで書くときは次のようになる。コードでもすごく簡単。
// 表示位置を決める(経度と緯度を指定してGLatLngオブジェクト生成)
var latlng = new GLatLng(35.703946,139.996854);
// ビューの水平方向(yaw)と垂直方向(pitch)の角度を決める
// yaw:北を0度として時計回りに360度まで。
// pitch:水平が0度、真上が-90度、真下が90度。
var pov = {yaw:305, pitch:-10};
// 上記を指定して"pano"というIDのdiv要素の中にStreet Viewを表示
options={latlng:latlng, pov:pov};
var target = document.getElementById("pano");
myPano = new GStreetviewPanorama(target, options);