- オンラインアプリケーションはみんな使いたがらない
Google Docsは3年かかってシェアは1%、おまけにそのほとんどはMicrosoft Officeも使っている。Docsだけ使っているユーザーって見たことある?私は、ない。
- Google Chromeも人気がない
Chromeのシェアは2%。シェアは今後上がるだろうが、FirefoxとSafariはChromeより急速にシェアを伸ばしている。なぜ、Chrome OSがシェアを獲れると言える?
- ネットワークコンピュータは失敗の連続だらけ
1996年にラリー・エリスンが「ネットワーク・コンピュータ」を発表した。それはWindowsの独占を打ち破るはずだったがそうはならなかった。Chromeも同じだ。
- Googleだったら何でも成功するわけではない
Google Searchはネットに君臨している。GmailもMapsもうまくいった。でもOrkut、Readerはそうでもない。実のところ、Googleには数百のアプリケーションがあるが、うまくいってるのはわずかだ。
- 優秀な開発者にとって魅力的ではない
Chrome OSの顧客は、安さを求める人たちだ。彼らはソフトウェアに金を出したがらない。金のないところに優秀な開発者は集まらない。
- インターネットがなければ動かない
Chromeはインターネットにつながらないときは何もできない。
- Chromeは個人所有できない
ChromeはデスクトップPCみたいに自分だけのものにはできない。WindowsやMacなら、買えば自分のものだし、Webも使える。ChromeはWebが使えるだけだ。
- Chromeは足かせをはめられたLinux
ChromeはLinuxベースだが、過去何年もLinuxに投資し成功してきたUbuntuより良いものになると誰が言える?差別化点はデスクトップアプリケーションが実行できないことだが、これは魅力的とは言えない。
- 普及したとしても時間がかかる
Androidは今頃とっくにiPhoneを駆逐してたはずだが、iPhoneはピンピンしている。2010年後半にリリースされたとしても普及には時間がかかるだろうし、それまでにWindowsやMacだって今より進化しているだろう。
- 未来はマルチタッチスクリーンにある
WIMP(Window、Icon、Menu、Pointing Device)はもう古い。これからはiPhoneみたいなマルチタッチ、フィジックス、ジェスチャ、それに3Dの時代だ。それにはまともなOSが必要だ。
2009/07/09
Chrome OSがWindowsキラーにならない10の理由
7日にGoogleがChrome OSを発表してから、あちこちで盛り上がっているようだ。Web上のニュースやブログをいくつか見た限りでは、好意的~礼賛くらいのレンジのものがほとんどだったが、本当にうまく行くんだろうか?そう思ってたら、Chrome OSがWindowsキラーにならない10の理由という秀逸なWeb記事を見つけた。簡単に要約すると以下のとおり。
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